FRPカバー補修補強工法
FRPカバーによる既設桟橋・岸壁・護岸の補修補強
FRPカバー補修補強工法は、FRPカバーを、カバー取付鋼材を介して桟橋の鋼管杭・鋼管矢板に設置して、コンクリート被覆を構築する、既設桟橋・岸壁・護岸の補強・補修工法です。
カバーは付着マットを介してコンクリートと一体化する為、耐候性、遮塩性、中性化等の耐久性及び耐衝撃性に優れたコンクリート被覆を長期間維持することができます。
カバーは付着マットを介してコンクリートと一体化する為、耐候性、遮塩性、中性化等の耐久性及び耐衝撃性に優れたコンクリート被覆を長期間維持することができます。
クリコンカバー
桟橋用カバー(クリコンカバー)は板厚4mmのFRP(イソフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂)製カバーの裏面にコンクリート付着マット(不織布)が配置されています。これにより現場打ちコンクリートとの付着性が大きくなり、FRPとコンクリートの一体性が確保されます。桟橋用カバーはm²あたり15kg/m²と軽く、人力による取付けが可能です。
鋼管杭補修 構造概要図
FRPカバー補修補強工法の特長
軽量 | 鋼管杭用(15kg/u)軽量である為、作業のリスク管理が容易です。 |
保護能力 | FRPカバーは、耐衝撃性、遮塩性、中性化等の耐候性に優れています。 |
施工性 | 軽量である為、狭小地等でも取回しが容易です。取付工程がシンプルな為、熟練工を要しません。 |
工期短縮 | 従来の転用型枠に比べ、養生期間が不要な為、作業期間を短縮できます。(従来比1/4短縮) |